新着情報

令和7年4月のギャラリー開庵日

 第164回 鐵心水墨画回顧展

 「 鐵心の原点 」

 

  令和7年  

  4月19(土)~4月21(月)

      午前10時~午後4時

 

 鐵心の初期作品を中心に師である淡南作品を同時に展示します。基本を受け継ぎながら新たな水墨画に挑戦し続けた鐵心出発点が見られます。


令和7年3月のギャラリー開庵日

 第163回 鐵心水墨画回顧展

    「 春の風景 」

 

  令和7年  

  3月15(土)~3月17(月)

      午前10時~午後4時

 

 鐵心の山水画は初期の南画から発展し墨の魅力を最大限に引き出し少ない筆数で表現する渇筆破墨法へ変化していきました。その中で春景は柳の葉や桃や梅の花を表現の中に季節を感じさせます。春の柔らかくしっとりとした季節を感じてください。


令和7年2月のギャラリー開庵日

 第162回 鐵心水墨画回顧展

 「 四国の鬼瓦 」

 

  令和7年  

  2月15(土)~2月17(月)

      午前10時~午後4時

 

 鐵心が描く鬼瓦シリーズの最晩年に描いたものです。四国の寺は全て取材に行ってはいないので何かの資料をもとに描いたシリーズだと思われます。小品で細かい部分はかなり省略されていますがたらし込みの技法を匠に操って墨の濃淡が大変綺麗に表現されています。





鐵心WEBギャラリーを公開いたしました。これから順次作品を追加していきますのでお楽しみに。

水墨画体験開催

喫茶付き体験料 2500円(都合によりギャラリー見学はできない場合もあります。)

道具はすべて貸し出しで一から解説いたします。お気軽にお問い合わせください。(090-4301-7662 佐々木)

メールでの問い合わせはこちらです

東洋水墨美術協会H.Pをリニューアルしました。旧H.Pは閉鎖しましたのでよろしくお願いします。


佐々木鐵心の思い

画禅庵は、水墨画家の佐々木鐵心が水墨画の愛好家が集える場所を作りたいという思いから建てられた施設です。鐵心は、水墨画を多くの人に広めたいという信念のもと、創作活動を続けた菊川の地に水墨の里を作りたいと考えていました。しかし、平成20年、65歳の若さで亡くなりました。

 

私たちは、鐵心の遺志を継ぎ、水墨画の普及に貢献したいと考え、このホームページを立ち上げました。このホームページでは、鐵心の作品や水墨画に関する情報を発信していくとともに、水墨画教室やワークショップなどのイベントも開催していく予定です。

 

鐵心の水墨画に触れ、その魅力を多くの人に知っていただければ幸いです。

画禅庵(がぜんあん)

佐々木鐵心の住宅兼アトリエを水墨画ギャラリーとして公開しています。

木戸をくぐってお入りください。

こじんまりとはしていますが、豊かな緑の中庭を通って、さあ ギャラリーへ。

自然素材を生かした建築と天然素材ですべてを表現する水墨画、鐵心の感性がここにあります。

お茶を飲みながら安らぎのひと時をこころゆくまでゆっくりと。 

東洋水墨美術協会

当たり前の事ですが、水墨画は墨と水で書かれている絵の事であり、あえて色彩を排除する。色彩を使うと表面的には美しい絵を作ることが出来るが、そのような絵は水墨画でなくても描ける。写生とは異なり墨の滲み、掠れにより質感を現し、自己の心を写意表現ということで絵にするこそ、水墨画に大切なことである。

佐々木鐵心

1942年、静岡県に生まれる。20歳で南画家の榛葉淡南に師事。師が他界した後、独学で伝統技法を学び、墨の濃淡を生かした独自の水墨画技法を確立する。その作風は全国水墨画秀作展で内閣総理大臣賞を受賞するなど注目を集め、国内外で活躍。2008年6月に65歳で他界。